首の痛みに鍼は役立つ?研究で分かったこと・まだ分からないこと

鍼、お灸、服を着た状態での姿勢調整の施術イメージ施術・生活イメージ(AI生成) Uncategorized
AIで生成した施術・生活イメージです。実際の担当者・院内・利用者の写真ではありません。
鍼・お灸・姿勢調整の施術イメージ
AIで生成した施術・生活イメージです。実際の施術結果や院内写真ではありません。

振り向くと首がつらい。パソコンに向かっていると肩まわりが気になる。そんなとき、「鍼を受けると楽になるのかな」と思う方もいるかもしれません。

ハリハでは、研究で示されていることを大切にしながら、目の前の方の痛みや動きも確認します。研究の平均的な結果と、その方自身の変化は、分けて考える必要があるからです。

2025年の研究は何を調べた?

2025年11月25日に公表されたシステマティックレビューは、成人の首の痛みに対する鍼治療の26件の無作為化比較試験、計3,520人をまとめた研究です。比較対象や施術方法は試験ごとに異なります。[1]

痛みが軽くなる可能性。ただし確実性には限界

偽鍼・無治療などをまとめた比較では、鍼を受けた群で痛みが軽くなる傾向が示されました。ただし、この主要な疼痛比較のエビデンスの確実性は「非常に低い」と評価され、試験間の違いも大きい結果でした。「首の痛みなら誰にでも効く」とは言えません。[1]

また、この結果を、旅行疲労や時差ぼけの改善、姿勢の矯正、歩き方の改善の証明として使うことはできません。ハリハの「鍼灸とリハビリの組み合わせ」そのものを検証した研究でもありません。

ハリハが施術の前後で確認したいこと

「痛みが何点変わったか」だけでは、日常の困りごとを十分に表せないことがあります。ハリハでは、「振り向く」「上を見る」「歩いて周囲を確認する」など、ご本人が気になる動作を一緒に選びます。

そのうえで、首肩の不快感、無理のない範囲での首の動き、姿勢や動かしやすさを施術の前後で確認します。身体の状態に合わせ、鍼灸に加えて姿勢や動きの練習を提案します。

その場の変化と、続く変化を分けて考える

施術直後に楽になっても、翌日の生活でどう感じるかは別の確認が必要です。一度の前後比較には、休息、繰り返し動かしたこと、期待、測定のばらつきなども影響します。数値が変わっただけで、原因が取り除けた、組織が修復した、と判断することはしません。

受ける前に伝えてほしいこと

持病、服薬、妊娠の可能性、過去に鍼で気分が悪くなった経験などは、施術前にお知らせください。鍼では刺した部位の痛み、出血・内出血、めまいなどが起こることがあります。まれに感染や臓器損傷などの重い有害事象も報告されています。[2]

症状によっては施術より先に医療機関への相談が適切なことがあります。気になる変化があれば、予約時にもお伝えください。

「自分の場合はどうだろう」と感じたら

今困っていることと、楽にできるようになりたい動作をお聞かせください。ハリハで、身体の状態と施術の進め方を一緒に確認しましょう。

施術前後の身体評価について

参考:[1] Xie CR, et al. Effectiveness of Acupuncture for Neck Pain: Systematic Review and Meta-analysis with Trial Sequential Analysis. J Pain Res. 2025;18:6297–6316. doi:10.2147/JPR.S558059 / PubMed
[2] NCCIH: Acupuncture: Effectiveness and Safety
編集方針:原著の図表や写真を転載せず、出典を示して独自の文章で説明します。

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